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TAKESHI

Author:TAKESHI
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2007.03.24 Sat
エル・ドラードへの道-神の見えざる手



ホテルで簡単な昼食をとり、ビールを思う存分食らって、午後の4時頃後半戦がスタートした。狙うはドラード。みんなの頭の中はドラード一色だった。マンディを何十匹釣ろうと、そんなのは何の意味もなかった。仕掛けもすべてドラード用にした。ブスというウナギでドラードは釣る。


 


ボートを2手に分けて別々の場所で釣ることにした。スナヤマさん(17年度1次隊:小学校教諭)とオレのペアと、コゴシさん(18年度1次隊:野菜)とシンヤさん(17年度2次隊:SE)のペアである。


 


午前中は拷問のように暑かった気候も、午後になると雲ゆきがあやしくなり、雨が降りそうな気配になった。だだっ広い河の、真ん中あたりにボートを停留させた。「こんな河の真ん中で本当にドラードが釣れるの?」とオレが半信半疑で船頭に聞くと、「ドラードがどこにいるのかなんて、オレたちプロの釣り人にもわからない。だから色んなところを探さなくちゃならない。運だよ」と船頭は答えた。


 


30分くらい経ってもいっこうに引きがないので、オレたちのボートは場所を変えることにした。河の奥の方まで行って、そこでまた針を河に落とした。しだいに雲ゆきがさらにあやしくなってきた。何かが起こる、そんな前兆が、シンと鎮まりかえった河の一面に漂いはじめている。不思議な予感がした。嵐の前の静けさのような・・・


 


しばらく経ってもいっこうに引きはなかった。やがてコゴシさんとシンヤさんを乗せたボートがこっちにやってきた。「釣れましたか?」とシンヤさんが大声で聞く。なんと、彼らのボートでは、2回ドラードの引きがあったという。まずはじめはコゴシさんで、リールを必死に巻き上げている途中で、魚が空中に跳ね上がったという。そしてその魚はキレイな黄金色をしていた。しかしそのあとバレてしまった。


 


そのすぐあとにシンヤさんに強烈な引きがあった。シンヤさんの叙述によれば、最初はグイッ、グイッと竿の先が揺れ、その次にガン!と深く竿が沈んだのだという。リールの糸をすべて出し切ってしまい、渾身の力でリールを巻いている途中にバレてしまったという。2人とも、糸を食いちぎられ、エサを針ごと持っていかれてしまった。


 


しばらくして、オレたちはホテルに引き上げた。そのあとに雷が鳴り、スコールのような大雨となった。コゴシさんたちが目撃した黄金色の大きな魚は、はたして神のいたずらだったのか・・・。オレも見てみたい・・・!と思った。ホテルに引き上げたあとも、オレの身体は明日への静かな熱に犯されつづけていた。





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