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2007.07.02 Mon
WBA世界タイトルマッチ


たったいま、つくばに戻ってきた。


坂田健史のWBA世界フライ級王座統一戦を有明コロシアムで観てきた。


 


試合は全部で10試合。4回戦の試合からだんだん上の階級の試合へとなっていく。そして最後がタイトルマッチという仕組みだ。第一試合は1時に始まった。客はほとんどいなくてガラガラ。でも、本気と本気のぶつかり合いはやっぱり見応えがある。


 


第6試合と第7試合は、女子ボクシングだ。ロシアのチャンピオンと準チャンピオンが日本人の女子ボクサーたちと公開スパーリングをした。正直、いまいちだった。


 


第8試合は、牛若丸あきべぇの公開スパー。彼は最近まで亀田兄弟と一緒に練習していた選手だ。だからと云っては何だが知名度はある。そして、だからと云っては何だがやはり無名のボクサーとの煮え切らない対戦だった。


 


第9試合(セミ・ファイナル)は、協栄ジムのロシア人ボクサーの試合。これは本当に面白かった。相手は、元東洋太平洋バンダム級チャンピオンのフィリピン人。ロシア人ボクサーの一方的な展開で、文字通りフィリピンボクサーを「ボコボコ」にしていた。しかし、なんとそのフィリピンボクサーがボッコボコに殴られても倒れない!結局最後のラウンドでレフリースットップ(TKO)になったけれど、あのタフさは見応えがあった。TVではもちろん放映していません。


 


そしてタイトルマッチ。会場は満員ではなかったけれど、沢山の人が応援しに来ていた。盛り上がりもこれまでとはぜんぜん違う。入場もちょーカッコいいし。「君が代」斉唱するし。元世界チャンピオンたちも勢ぞろい。勇利アルバチャコフや鬼塚勝也、ファイティング原田、そして現WBC世界バンダム級チャンピオンの長谷川穂積選手も。山本Kidや亀田大毅も来ていた。


 


第1ラウンド。暫定王者のパナマ人の挑戦者は、アウトボクサーでするどいフックを持つ選手。モハメド・アリにスタイルが似ているな、と思った。その挑戦者のフックが何度も坂田の顔面をクリーンヒットし、「あー・・・こりゃキツイなぁ」と思わずこぼしてしまった。


 


坂田は決して上手い選手ではない。フットワークはぎこちないし、ガードが甘い(挑戦者のフックが鋭いせいもあるが)。というより、ガードが下手だ。ボクシングの技術や上手さでは、圧倒的にパナマ人の挑戦者の方が上だ。しかし、勝ったのは坂田だった。オレは興奮して、3ラウンドあたりから拍手したり叫びまくったりしていた。結論はこうだ。坂田は上手い選手ではなかった。だが、強い選手だった。


 


坂田は、最後の最後まで挑戦者に対し強いプレスをかけつづけた。アウトボクサーに対してはこれが一番効く。そしてあのスタミナと内に秘めたガッツだ。ラウンドを重ねるにつれ、挑戦者のパンチは勢いが弱まっていったのに対し、坂田のパンチは明らかにキレが増していった。それは驚くべきことだ。


 


さいごに。TVで観るのと、実際に生で観るのとでは、あたり前だがまったく違うと思った。まず、パンチが相手の体をヒットするときのあの肉音だ。あれは非常に深みがある。実況中継がないぶん、音で楽しむことができる。


 


そしてもうひとつは、会場(観客)の雰囲気と共に試合を楽しめること。といっても生で観たことのない人にはわかりづらいだろうけれど。坂田の試合のとき、観客の声援と野次はものすごかった。「亀田と坂本どっちが強いんだ!」(亀田と坂本は同じ階級で同じジム)とラウンドの合い間に大声で叫んでいる兄ちゃんがいた。すると会場のあちこちから、「坂本だー!」「坂本に決まってんだろー!」「亀田血祭りじゃー!」「やおちょー!」「坂本と勝負しろー!」といった野次が飛んだ。当然だが、そういうのはTVでは映らない。


 


もっと感動的だったのは、坂田が打ち合いをしているときに、スタイル抜群ですっごい美人の女性が、オレの目の前の席で、「坂田!前出ろ!前!!」「後ろ下がるなって云ってんだろ!!」「ボディだ!ボディ!!」「つめろ!つめろ!!勝てるぞ!」「ジャブ使え!」と、会場でもっとも大きくそしてもっとも透る声で叫びつづけていたことだ。それの光景を観られただけでも、有明コロシアムに来てよかったな、と思った。だが当然、TV局は彼女の声を拾ったりはしない。


 


今日の試合はやばかった・・・。やっぱ生だよ。何事も。「リアリティ」が違う。つまり・・・空気の濃さだな。




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