FC2ブログ
未分類 | 
Graphical Clock neon
Graphical Clock
ioi.toot
最近のコメント
カレンダー
05 | 2007/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
リンク
追越ノート―「ここ」から世界へ
≪2007.05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  2007.07≫
プロフィール

TAKESHI

Author:TAKESHI
下田にて

最近の記事
月別アーカイブ
「 2007年06月 」 の記事一覧
2007.06.11 Mon
世界の中で自分を


先日、河瀬直美がカンヌ国際映画祭でグランプリ(審査員特別賞)を獲得した。彼女は、1997年にも同映画祭でカメラドール(新人監督賞)を史上最年少で獲得している。


 


ところが。河瀬直美の映画を観たことのある日本人がどれだけいるだろうか。おそらく、かなり少ないに違いない。いまだに、カワセナオミってだれ???って人もいるだろう。


 


日本人なのに、日本よりも世界でのほうが彼女の知名度と評価は高い。そこに、日本と世界との大きすぎるギャップがある。


 


『世界の中心で愛を叫ぶ』や『電車男』は、日本で大ヒットした映画である。しかし、日本の外ではそれらの映画はまったくといっていいほど知られていない。つまり、世界的な知名度はまったくない。


 


それは、日本を標準(ターゲット)とした映画と世界を標準(ターゲット)とした映画とでは、そもそもの作り方が異なる、ということに他ならない。つまり、目指す「的」とそれにともなうモチベーションがまったく違うということだ。


 


ハリウッドやフランス映画やイタリア映画など、海外でヒットした作品が日本でヒットするのは日常茶飯事だ。しかし、日本でヒットした映画が海外でヒットすることはほとんどない。皆無にひとしい。


 


勘違いしないでほしいが、オレは日本を標準とした映画がクソで、世界を標準とした映画がいいと云っているわけではない。日本を、つまり日本人を標準とした映画にも、面白い作品はたくさんある。実際、それはそれでたいしたものだと思う。しかし、である。世界を標準とした映画を作る日本人が極端に少ない、というのもまた事実だ。


 


それは、日本人に能力がない、とかの問題ではない。そうではなく、そもそも世界を「的」に入れて勝負していないのである。もっと正確には、世界を「的」に入れて勝負「しよう」とすらしていないのだ。


 


くりかえすが、それが「いい」とか「わるい」とか云っているのではない。そんな判断は、個人の価値基準によって当然異なる。でも、


 


世界に通用する人間は、必ず世界を「的」に入れて勝負をしている。いつも世界基準でものごとを考えている。それはまったく確かなことだ。


 


河瀬直美は会見で、次回の作品でカンヌ映画祭のパルム・ドール(最高賞)を狙うと云っていた。魅力的なヒトだと思った。



スポンサーサイト



未分類    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑