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TAKESHI

Author:TAKESHI
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2006.09.19 Tue
「最高の瞬間」を追いかけて

9月16日は、メキシコがもっともフィーバーする日。
―独立記念日―

2週間くらい前から「最高の瞬間」を迎える準備が始まる。そして「最高の瞬間」にむけて、街は徐々に活気づいていく。

前夜祭の15日の夜、大学の友だち数人とソカロ(中央広場)に集まって、バーで一緒にビールを食らった。バーの中はあふれんばかりの人々と、マリアッチの軽快な音楽とで満たされていた。

夜11時頃、バーからソカロにでると、そこではすでにすさまじい群集がただならぬ雰囲気をつくりだしていた。

群衆の中に入っていく・・・
ひとびとに押しつぶされて思うように身動きがとれない・・・
そうこうしているうちに「最高の瞬間」はやってくる。

¡VIVA MÉXICO!  ¡VIVA MÉXICO!  ¡VIVA MÉXICO!

という群集のグリート(叫び)が、独立宣言文の独唱とともにメキシコの空に放たれる。花火が上がり、何百羽というハトが空に解き放たれ、それとともにハトの糞が群集の頭の上にいっせいに落ちてくる。

群集の雄叫びと狂乱の中で、オレは果てしない「自由」を堪能していた。そしてその時の「自由」は、これまでの苦労をすべて帳消しにしてくれた。

これまでのすべての苦労が清算され、いまの自分のすべてが肯定される。「最高の瞬間」とは、えてしてそういうものだ。

オレはこれまで、いったいどれだけの「最高の瞬間」を迎えただろう。そしてこれから、あとどれだけの「最高の瞬間」を経験するのだろう。

「最高の瞬間」は、これまでいくつもあった・・・

おもえば、オレはこれまで「最高の瞬間」を迎えるためだけに生きてきた気がする。そしてこれからもそうやって生きていくだろう。

生を受けた瞬間から、死へのカウントダウンは始まっている。人の一生でできることは限られている。だからこそ、「やりたくないことをやっている」時間などないのだ。

「ああしてればよかった・・・」「あの時こうしていればなあ・・・」といった悔恨のおもひは、オレのこれまでの人生で何ひとつない。いま死んでもいいくらいのすばらしい人生をおくっていると自負している。

「最高の瞬間」はやがて終わりを告げる。しかし、
「最高の瞬間」を追いかける旅はこれからもつづく。

12月のクリスマスはどこで迎えようか・・・
こんどはパラグアイのイタグアの家族と一緒に「最高の瞬間」を分かちあおうかな・・・


暑くて熱い夜、メリダの群集のすさまじい熱気に同化して、オレはそんなことを考えていた。



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